適応障害と診断された話
初めまして、ペリカンです。
今日は新卒で私が適応障害だと診断された時のお話を書いていこうかなと思います。
私は、病院で検査部門といういわゆる病院で血液検査とか尿検査とかの検査を行う部署に配属されました。なぜこの部署に配属されたかというと、臨床検査技師という資格を持っていて、その資格が活かせる場所が検査部門だったからです。早速ですが適応障害になった経緯をお話します。
職場に入って2、3日目はオリエンテーション、1ヶ月で仕事を教えてくれるようなスケジュールになっていました。そして5月からは、独り立ちできるようにしなければならない状況でした。
しかし入って3週間目で体がだるくて、重くなる感覚に陥りました。最初はちょっと疲れたのかな、初めだから緊張して余計に疲れてるのかもしれないそう思っていました。家では教わったことを復習してできるようにならないといけないのに、復習する気力も起きず、かといって自分の好きなことをするのもしんどくて仕事から帰ってきたらぼーっとしてました。
5月に入りました。しかし私の能力では仕事は任せられないと言われました。自分でも、努力は足りなかったなと思いますし、自分が上司でもそう思ったと思うので、それはごもっともだと思いました。しかし、自分の不甲斐なさに対する悔しさと、職場に対する申し訳なさに押しつぶされような気持ちになりました。
上司も見かねて、私ができていないこと、どうすればそれが改善できるのかを家でワードに書いて持ってくるように言われました。また、検査の内容がちゃんと把握できているか、検査についてまとめたものを毎日のように提出するようになりました。そして持っていくと上司全員に (10人はいかないくらい)に囲まれて、そのまとめたものに不備がないか、そして評価をもらいます。
上司たちはこうすることで私が仕事ができるようになるために色々してくださったと思います。ですが、私にはこの時間がとてもとても苦痛の時間でした。書いたものに対する評価の時に「このように書いた根拠は?」「こういうときはどうするの?」などと質問されますが、聞かれると頭の中が真っ白になり、黙り込むことも多々ありました。そして突っ込まれた部分はまた書いて提出の繰り返しでした。上司にとってはイライラの対象でしかなかったと思います。
ある日、職場に職場で教えてもらったことを書き込んでいるメモを忘れてしまいました。次の日、上司に呼び出され、こう言われました「メモ忘れてたけど、家で勉強してないの?いつも勉強しているなら忘れることもないよね?」と。私はどう答えるか迷いました、「勉強している」と豪語できるほどには業務の勉強はできていないし、仕事でミスばかりしてしまうからです。しかし、その日はたまたま忘れてしまっていましたが、メモは毎日見返していました。そしてメモに書いている、先輩に言われたことなどは携帯の日記にも毎日書き込んでいたため、毎日それを見返して、同じミスや教えられたことはちゃんとこなそうとしていました。メモを職場に忘れてしまったことや仕事ができないのは事実なので私は「申し訳ございません」としか上司に言えなかったです。
5月の半ばになりました。気持ちの浮き沈みが激しくなりました。自分に腹が立つこともあるし、上司に腹が立つような感覚に陥ってイライラが止まらなくなりました。かと思えば「仕事頑張るぞー!」ってなる時などやる気の満ち溢れる日もあるしで結構、気持ちが不安定になっていくのが自分でもわかりました。
5月の下旬、自分の不注意が多く、毎日上司に注意を受けていました。「私はなんでこんなに仕事ができないんだろう?」と自分でも不思議でした。そして、先ほど毎日のように仕事のことについて書いて出しているものも継続して出していました。これも毎日批評されているため、まるで「あなたはダメ人間だ」と言われている感覚に陥りました。
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